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サラリーマンは将来を考えるとリスクが高い働き方である5の理由

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こんにちはうさよしです。

 

私たち夫婦はサラリーマンとして生きていく将来に希望を見出すことが出来ず、最終的に夫は会社を辞める選択をしました。

同じように、サラリーマンとして生きていくことにぼんやりとした不安を抱いている企業戦士のみなさんもきっといるのではないでしょうか。

この記事ではそのぼんやりとした不安を言語化してみましたのでぜひご一読ください。

 

 

サラリーマンとして生きていく上でのリスク

 

会社倒産リスク

 

まあまずはこれですよね。サラリーマンというのは会社に自分の時間と労働を提供して、その対価として給与をもらっているのですから、会社という屋台船が沈んだら自分の生活もろとも崩れます。

 

今はどんなに大きな会社でも倒産しない保証はどこにもないわけで、このリスクはサラリーマンやってる以上ずっと認識しておかなければいけないものです。

 

キャリア形成困難リスク

 

サラリーマンというのは自分の一切の人事権を会社に委ねているわけですから、自分がなんの仕事をするかとか、どういうキャリアを形成していくかっていうのも、基本的には会社によって決められます。

多くの会社は「従業員の将来を考えた、個人に合ったキャリア形成を目指します」とか言っているけど、結局は会社は営利団体なわけですから、従業員の自己実現に付き合っているヒマはない。

会社にとって一番都合のいい形で、従業員のキャリアを形成していくわけです。いわば、会社にとって一番利益を生み出す人間にカスタマイズされていくんですね。

 

さてここで、もしう納得あるキャリア形成ができなかったら、転職すればいいじゃないか、というご意見もあると思います。

ですがどうでしょう。中途採用で求められるのは即戦力です。つまり、前職で身につけたスキルや経験を活かす、という転職がほとんどかと思います。

となると、自分が「全然違う業種でチャレンジしたい」とか思っても、スキルが無い以上納得できる転職先に巡り合うことは難しいわけです。

それに、転職したとしても、サラリーマンである以上、新しい会社でもあなたのキャリアはその会社の色に染められてしまうことでしょう。

 

転勤リスク

 

さて、これは世界の中でも特に日本のサラリーマンに多いリスクかと思います。

前述の通り、サラリーマンとは自分のキャリアや時間を会社に委ねているわけですが、そこには「自分が住む場所」も会社に委ねている、という意味も含まれます。

自分が「ずっと東京で暮らしたい」とか、「いつかは地元に帰りたい」とか願っても、会社から転勤命令が出たら逆らうことは出来ない。

生活の場所という人生にとって非常に大切なファクターの選択を、会社に委ねているわけです。

会社の転勤辞令によって、自分だけでなく家族の人生も大きな方向転換を迫られる可能性が大いにあるのです。

 

残業・飲み会リスク

 

次に、サラリーマンからは切っても切れない縁のあるこちらの二つ。

働き方改革が叫ばれているとはいえ、ある程度の残業はこれからも消えないだろうし、平日の夜に満足に自分の時間を取れている会社員なんてそうそういないのですから、結局人生のほぼ7分の5は会社に捧げているという状態になってしまうわけです。

 

更には飲み会に至っては年を追うごとにどんどん回数は増え、交際費は増え、家計を圧迫していく。

必死に働いて稼いだ給料のうちの多くが、この交際費に消えていくのです。

自分で稼いだお金を、自分の自由に使うことが出来ない、といった状況が生まれるわけです。

その辺りの話はこちらにも書いていますので是非。

 

hapinessseed.hatenablog.com

 

 

老後・年金リスク

 

あなたが今30歳だったとして、30年後の日本はどうなっているでしょうか。

ある統計では、人口は約3分の2から半分にまで落ち込み、60歳以上の高齢者を若者1人が支えるという超高齢化社会になると言われています。

こんな状況で、私たちが思い描いている老後を迎えることは出来るのでしょうか。

 定年退職年齢は確実に上昇し、年金も減少する。楽しみにしていた老後の生活を送れるかは誰にもわかりません。

 

更には、サラリーマンとして40年近く働いてきた企業戦士は、定年退職した途端に張り合いをなくし、生きがいを喪失してしまうことだってある。

サラリーマンとして勤め上げれば幸せな老後が待っている、という時代は終わりを迎えているのです。

 

 

サラリーマンでいることのリスクをしっかり認識して、自分の足で立つ準備をしよう。副業も一つの手。

 

筆者は決してサラリーマンを頭ごなしに批判するわけではありません(私もサラリーマンですしね)。

でも、サラリーマンであれば絶対安泰と考える時代はもうとっくに終わっているということだけは認識しておいてもらいたいのです。

経済成長スピードで他国に追い越されているこの日本。言わずもがな、日本企業の成長スピードも停滞しています。

そういう環境に身を置いていることをしっかり理解し、有事に備えていつでも自分の足で立っていく準備や覚悟をする。

サラリーマン以外にも生きる道はあるということ、そしてその道を歩むことを検討してみるのも、悪くないのではないかと思うんです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。この記事を面白いと思った方は、是非ブックマークやSNSでのシェアをお願いします。