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変人・星野源がポップスターの頂点を極めた今、日本はどう変わったのか

※まず言っておきたいのですが、記事タイトルに「変人」とあるからといって、この記事は決して星野源さんをディスったり貶したりする記事では全く無いということ、どうかご了承下さい。

 

...,というわけで改めてこんにちは、うさよしです。
今や星野源さんと言えば、日本を代表する男性シンガーソングライターとして大の人気者になりましたよね。しかも俳優やら文筆やら声優やら、もはや本業がなんなのかわからんくらいの活躍。っていうか本業とかないのか。

彼は、もともと20代から活動をしていましたが、ここまでのメジャーな存在ではありませんでした。それが、その人気は徐々にあがり、35歳をすぎてから大爆発、今や日本ポップスター界の頂点を極めるほどの人物に。

筆者も星野源さん大好きで、ライブとかも行くくらいなんですけど、星野さんって「自由すぎだろ!」って事とか、みんなが普通しないような事とかを平気でしたりするので、「変な人だな〜」と感じることが多いんですよね。きっと彼のファンの多くは、星野さんのことを少なからず「変な人だな〜」と思っているのではないでしょうか。

でも、それがすごく魅力的だし、他にも色んな活動を見てみたくて応援してしまう。

 

と言うわけで、みんなに「変な人だな〜」と思われながらも、自分を貫きポップスター界の頂点に上り詰めた彼。

彼のスタンスは20代の頃から全然変わっていないのに、このタイミングで彼がここまでの人気者になったっていうことは、少なからず彼の発信を「受ける側」、すなわち日本という国、そして日本人達になんらかの変化があったからだと思うですよね。

というわけで今日は、星野源さんの人気に見る、日本人の変化、そしてこれから日本が向かって行く先がどうなるのか、について、自己満だらけの考察を展開したいと思います。

あくまで自己満考察ですので、異論反論は無しでお願いしますね。それでも大丈夫!という方は、どうぞお付き合い下さい。

仕事を選び、好きと思えることをやる

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彼の活動を見ていて本当に思うんですけど、仕事っていうよりなんか遊びを全力でやっているっていう感じで、「この人マジで好きなことをやってるんだな」っていう。

多分今なんか、各所からオファーが来ちゃって来ちゃってしょうがないと思うんですけど、いい意味で仕事を選んでいる。多分、きちんとやりたいことだけをやってるんだと思うんですよね。面白いと思うこと、やってみたいと思うことを。

これって、仕事というより限りなく「遊び」の選び方と一緒なんですよね。アウトドアが好きな人が、わざわざ週末にインドアな遊びを選ぶわけなくて、キャンプとか釣りとか、やってて「楽しい」と思えることをするじゃないですか。
星野さんの仕事の選び方って、限りなくこれに似てるって気がするんですよね。

以前、湯浅監督の映画作品「夜は短し歩けよ乙女」の声優のオファーを引き受けた事について、ラジオでこんな風に語っていました。

「僕はプロの声優ではないので、上手くできるかどうかはわかりませんけど、もともと人知れず湯浅監督を敬愛していた僕としては、そんな方にオファーを頂いたらもう受けるしかないと。即答でお願いしますと言いました」

これって、絶対「他に死ぬほどオファーが来ていた中で、俺の心に刺さったオファーだぜ、君に決めたっ!」みたいなとんでもなく買い手市場的仕事の選び方で、「頂いた仕事なら、どんなことでも引き受けます!」みたいな下手に出てる感じが全くない。

あと、「これやりたくなかったんだけど、儲かるからやりました」みたいな仕事の選び方も全くしているように見えない。

 

サラリーマンを始めとした、多くの日本人が「与えられた仕事は断らず全力でやれ」みたいな暗黙のプレッシャーの中で生きて来た中で、彼の仕事の選び方はその真逆をいくものであって、しかもそれを堂々と公言しちゃってる。

 

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その姿勢に、「いいな、かっこいいな、芯があるな」って憧れる人が増えてきた(筆者もその一人)。

ってことは、私達日本人の多くが、本当は星野さん的仕事の選び方をしたいってことなのかもしれないなと。

今までみんなが信じてきた、「仕事は選ぶべからず」みたいな呪縛が、少しずつ解けてきていることの現れなのかもしれないなーと、筆者は思うわけです。

 

本業も副業もない、やりたいことを全部やる

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冒頭にも書いたように、彼は音楽家でもあり、俳優、文筆家、最近では声優にも活動の幅を増やしている。

真面目な日本人の中には、「で、君の本業は何なんだね??腰を据えて一つのことを頑張りなさい」と言う方もいるんでしょう。実際、星野さんご自身も「若い頃は一つに絞れと言われ続けた」と話しています。

でも今や、彼は本業が何かなんてそんなちっぽけなカテゴライズを軽々と飛び越えて、「星野源」というブランドの名の下にいろんな業界で活躍している

しかも、それぞれの仕事がいいシナジーを発揮して、彼独自の世界観を作っている。
ライブの途中にバナナマンとか内村光良さんの映像が流れてくるアーティストなんて、そうそういないでしょ。

 

今まで、私達日本人は、続けることが美学、その道を極めるのが美学っていう潜在意識の元、自分の生きる道は一つの領域に絞ってきた。もしくは、会社に入ったら、その会社に最大限貢献できるように、ある分野のプロフェッショナルとして育てられてきた。

実際、文化人でも、今までは「陶芸50年」みたいな人が評価されまたなーって印象があります。逆に、星野さんみたいな「いろいろやってる人」は「なんかフラフラしてて、変わってる人」みたいなレッテルを貼られてきた。

でもそんな星野さん的ワークスタイルを、みんながなんとなく受け入れはじめた。

これはきっと、日本人が「仕事を一つに絞る」以外の選択肢、つまり「いろんなことに手を出す」的仕事の仕方を肯定しはじめたことの表れだと思うんですよね。

自分の興味のある分野を、プロの領域までは行けないかもしれないけどどんどん開拓して、いろんな分野とのシナジーを生み出していく、っていう働き方。

現に、「複業」とかっていう言葉が出てきたように、一つの職業だけで生計を立てていくことを、逆にリスクと感じはじめた人も増えてきた。

「人生この道50年」的な一本軸が通った生き方が良しとされてきた日本においては、星野さん的「いろいろ手を出す」仕事スタイルはかなり革新的で、でもそんな星野さんが人気者になっちゃってるんですから、日本人もそういう価値観を受け入れ始めたということだと思うんですよね。

こういう働き方、これから日本でますます浸透してくると思います。

あらゆる呪縛をぶち壊す

星野さんは自身の作品の中で、世間を驚かせることをいろいろとやってきました。

最も際たる例が「Family Song」のMV。


星野源 - Family Song 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】


タイトル通り家族をテーマにしたこの歌で、星野さんは女装をして「お母さん」を演じ、高畑充希さんが男装をして「お父さん」を演じ、藤井隆さんが女学生の制服をきて「娘」を演じるというなんとも奇抜な組み合わせ。

一瞬奇をてらった演出に見えますが、決してそれだけではないんですよね。

各所のインタビューで、星野さんは「これからの家族の歌を作りたかった」と語っています。どういうことかというと、

「これからの家族は、男性同士の夫婦や、ペットとかロボットなどの人間以外も増えてくると思う。むしろ仕事仲間や友達も、堂々と家族と言っていいと思う。」

こんな感じのことを、雑誌でもラジオでも、ゴールデンタイムのテレビでも、星野さんはさらりと言ってのけるわけですが、めちゃくちゃセンセーショナルな発言ですよね。

今までだったら、「星野源、オカマみたいなことしててきも〜い」とか、「星野源って実はゲイ?」とか、どうでもいい方向に世論が向きがちだったと思うんですけど、実際はそうじゃなく、

「へ〜、なんか星野源がおもろいことやってるよ」と肯定的に受け取られたり、「さすが星野源、これからの時代に即した歌だ」みたいな評価になっちゃっているわけです。実際、このMVは色んな賞を取ってますしね。

つまり、日本人が今まで囚われていた「家族はこうあるべきだ」みたいな呪縛を華麗に破り捨て、それをみんなもすっと受け入れている

 

今まで日本人は、芸術と分かっていても奇抜なものを排除する傾向があった気がしていますが、星野さんに対してはそれがあまりない。

日本人が、多様性を受け入れはじめたことの象徴だと思うんですよね。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
拙い自己満文章ですが、うさよし的星野源人気の考察でした。

芸術や流行には、少なからず時代の風潮や人々の思考との相互影響があると思っています。

その意味では、星野さんのような人が人気者になっているということは、この日本という国が、そして日本人が、少しずつ色んな価値観を変え始めているということではないかとつくづく思うのです。

今後とも、星野さんの活躍に期待しつつ、今回の記事は終わりにしようと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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