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お金だけじゃ幸せになれない。衰退する日本で豊かに生きる為の6個の自由

こんにちはうさよしです。

突然ですが、今日本という国はどのような局面にいるでしょうか。

人口は減少し、GDP成長率ではアジア諸国に負けている。

大企業と言われた日本の企業の成長もストップしかかり、平均賃金も他の先進国と比べて上昇していない。

もはや日本は、かつてのような先進国から、緩やかに衰退していっている「元・先進国」へと成り下がっていっているといっても過言ではありません。

そんな緩やかな衰退を迎えている日本で生きる私達にとって、これからの「幸せの尺度」って何なんでしょうか。

お金?経済的な豊かさ?...本当にそれだけで幸せになれるのでしょうか。

この記事は、「これからの時代は、どうやらお金だけじゃ幸せは掴めなそうだぞ」と感じたアラサー女子の筆者が考える、新しい時代においての「幸せの尺度」についての考察です。どうぞお付き合い下さい。

 

 


 

絶対的だった「お金持ち」というステータスの崩壊

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ひと昔前は、「どのくらいお金を持っているか」が最も分かりやすい幸せの尺度で、それなりにお金があれば確かに人生にゆとりを持つことが出来たと思います。

でも、衰退していくこれからの日本において、お金を持っていさえすればそれだけで幸せだと言えるのでしょうか。

というかそもそも、この国で「お金持ちになる」ことができるんでしょうか。

 

一昔前、つまり高度経済成長期と言われた時代なら、日本のあらゆる企業が上り調子でしたから、その波に乗って会社員人生を歩んでいれば、きちんと給料はあがり、人生の豊かさも保証されていたと言えるでしょう。

でも、日本という国や、その中にある企業が、成長スピードで他国に追い越され、サラリーマンの給与も右肩上がりではなくなった今、「頑張って働いていればきちんとお金が増えていく」という時代は終焉を迎えたと言えるでしょう。

つまり、「ただ目の前のことを頑張っているだけでは、お金持ちになれるわけではない」ということなんですよね。

今までみんなが信じてきた「努力すればきちんと報われる」という法則は今や崩壊し、未来の経済的豊かさを約束してくれる人は誰もいなくなってしまったのです。

政府だって、「老後は自助努力でお願いします」なんて堂々と言っちゃってますしね。年金はあてにしないでねってことですよね。
 
そうなんです。世界標準でみたら、日本の経済は縮小しているし、そのうち日本円の価値だってきっとどんどん下がってくる。

そんな、貧しくなっていくであろう日本で、経済的豊かを追い求めるができるのか?

そして、もし経済的豊かさを死に物狂いで勝ち取ったとしても、それさえあれば幸せを感じることができるのだろうか?

お金を稼ぐためには、きっと一昔前の人より何倍も、自分や家族の時間を犠牲にして、やりたいことを我慢して、いろんなストレスに耐え抜いて、ようやく経済的豊かさを手に入れられることが出来るのでしょう。

でも、それって本当に幸せでしょうか?失うものが多すぎるのではないでしょうか?
 

お金ではない、新たな幸せの尺度とは

 今まで述べたように、これからの日本を生きていくうえでは、お金を希望にしていくことってなかなか難しいのではないかと思うんです。

では、これからの時代を生きる私達は、どうしたら幸せを感じることが出来るのか。お金以外の新しい「幸せの尺度」をいくつか提案してみたいとおもいます。
 

1.自分の時間を自由に使えること

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サラリーマンとして働くことは、自分の時間を会社に捧げ、その対価としてお金を貰うということですよね。

でも、先程も述べたように、日本のほとんどの企業は「緩やかに衰退」していっているわけですから、お金という対価を満足のいく水準まで貰うことができるのかはわかりません。

というか、ほとんどの企業からは貰えないといってもいいでしょう。

そうなった時に、今まで会社に膨大な時間を提供してきたこと自体が、「甚大なロス」になる可能性もあるわけです。

つまり、割に合わない時間の使い方をしてしまった、ということですね。

そんなリスクがあるのであれば、最初から「お金」という企業からの対価に期待をせず、(つまり自分の時間を会社に売るのではなく)、もっと自分が納得のいくことに時間を使うということも、幸せの一つの形です。

趣味に没頭するでも、家族との時間でも、スキルアップのための勉強でもなんでもいいのです。
 
給料こそ出ないかもしれないけど、間違いなく自分が選んだ時間の使い方をしている。

「お金」という対価にそこまでの期待が持てなくなってきたこの時代には、「自分の時間を自由に使う」ということに幸せを感じることができるようになる必要があると思います。
 

2.自分のお金を自由に使えること

さて、いくら日本が衰退していくとはいえ、生きている限り人間は経済活動をする必要があります。

つまり、規模は小さくなるかもしれないけれど、生活の為には多少なりともお金を稼ぐ必要があるということですね。

上で述べたように、これからの日本ではお金を稼ぐことは大変な労力を要するわけなわけですから、稼いだお金はいわばあなたの血と涙の結晶であり、とっても貴重なものですよね。

 

.....さて、ではあなたはその稼いだお金を、どんな用途に使っていますか。本当に、自分がいいと思うこと、価値があると思えることだけに使えていると言えますか。

お金というのは、自分が努力して得たいわば自分の「子供」ですよね。その子供が、どこに旅立っていくかというのは非常に大切なこと。

でも、サラリーマンをやっていると、不要な飲み会にお金が消えて行ったり、転勤命令で不要な生活費がかかったりと、自分の希望しないお金の使い方をせざるを得ないことも多々あります。

でも、自分が汗水垂らして稼いだ大切なお金を、望まない使い方をしていいのでしょうか。

稼げる額が減ったとしても、不要な出費がなく、自分が本当にいいと思ったものやことにお金を投じることが出来る。これは「消費の自由」が保たれている状態といえますよね。
 
今後、日本の経済は衰退し、ほとんどの人の生活水準は下がっていくでしょう。

そんな時代においては、お金を稼ぐことは難しくなるわけですから、その分「何にお金を使うか」ということが非常に大事になってくるわけです。

納得したお金の使い方を出来ていることが、幸せの一つの形になるのではないでしょうか。
 

3.自らの人生を自由に選択できること

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例えば、今までの日本での典型的な家庭像である、「夫サラリーマン、妻専業主婦」という家族。果たしてこの夫婦には、これから人生を自分の意思で選択していく自由があると言えるでしょうか。

夫は、妻や子供を養うという絶対的役割があるわけですから、「やりたいことがあるから、会社を辞める」なんていう選択はまず取れません。

しかも、夫はサラリーマンである以上、転勤リスクもありますから、住む場所すら自分で選ぶことができません。

一方の妻は、専業主婦である以上自分でお金を稼いで生きていくことは出来ないわけですから、夫に経済的に依存して生きていくしかありません。

だから、もし離婚したいほど結婚生活が苦痛だったとしても、離婚という選択をすることは難しいでしょう。この時点で、自分の人生の自由はかなりなくなっていますよね。
 
この国が緩やかに衰退をしている中、さらに平均寿命も伸び「人生100年」と言われるようになった今、生き方の選択が出来ないことは非常にリスクであり、同時に窮屈です。

どんな仕事をするのか、どこに住むのか。
結婚するのかしないのか、また結婚生活を続けるか終わらせるのか。
 人生にはいろんな選択がありますが、それが自分の意思で自由に出来ることも、人間として大きな幸せですよね。
 

4.仕事に充実感があり、自分のやりたいことができること

何度も述べているように、これからの日本では経済的豊かさを期待することは難しいです。

そうなると、私達は何を目的に仕事をするのでしょうか?

ただお金だけの為に働いていられるほど、満足のいく対価をもらえないのであれば、仕事の目的はやはり充実感ややりがいになりますよね。

人生で多くの時間を費やす仕事。自分がやりたいと思うことや、自分にしか出来ないと誇れる仕事が出来ることは、たとえそこに大きな報酬が発生しなくても非常に幸せなことです。

「お金に換えられない仕事の喜びとか、達成感を大切にしたい」などと言うと、企業戦士からは「なにを夢見がちなことを言っているんだ」と言われるかもしれませんが、これからの時代においてはとっても大切なことだと思うんです。
 

5.今後の人生を自由に設計できること

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例えばあなたがどこかの会社の従業員である場合、あなたの人生は本当にあなたの意のままになっていると言えますか。

先ほども述べたように、サラリーマンは自分の自由と労働力を売り、その対価にお給料を貰うというシステムですので、基本的に自分の住む場所やキャリアという非常に大事な人生プランの決断は、会社に一任しているわけです。

でも、一任した結果、そこに経済的に揺るぎない幸せが待っているかは、誰も分からない。

いやむしろ、満足いく幸せが待っているとは言えないでしょう。

それであれば、そんな不確実なものに長い時間を捧げるのではなく、最初から自分自身を「アセット(=資産)」と考えて、その資産をどのように活かしていくかを自ら決めていく、要するに「選択の自由」を確保するというのも大切なことです。

「自分の人生は、間違いなく自分自身で作っている」という精神的な自由さは、これからの時代ますます必要になって来る気がしています。

 

6.将来に夢や希望をもてること

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さて、あなたが今の仕事を続けていった先の将来に、夢や希望を持つことはできていますか。

ひと昔前なら、「老後は田舎に大きな家を買って、のんびりペットと過ごしたり、世界中をのんびり旅行したりしたい」なんかが一般的な夢でしたよね。

でもこれって全て実現させようとすると、めちゃくちゃお金がかかる。しかも寿命が伸び続けてる現代ですから尚更ですよね。つまり、経済的にかなり豊かである前提の夢なんです。

 

では、これから私たちが迎える老後はどのようなものでしょう。

国は国民に「老後は自助努力で」なんて堂々と言ってしまっていますし、年金への期待なんて到底出来そうにもない。

何をするにもお金はかかるのに、これからの日本では肝心の収入は増えていかない。

そうなってくると、上に書いたような理想ってもはや実現不可能な気がしてきますよね。

そう、経済的豊かさに立脚した夢とか希望とかって、もうこれからの日本では持つのが難しいんです。
そうなった時に、あなたはどんな夢を持てるでしょうか。

大切なのは、経済的豊かさに立脚しない夢....例えば、趣味を極めてその道に名を残したいとか、いつか自分の人生を自伝に残したいとか、貧乏旅でもいいから世界200カ国を巡りたいとか、
そういうワクワクするような夢を持つことが出来るかどうかということです。

そういう夢がないと、ただやみくもに働いた現役時代を終えた後、人生の楽しみを感じることが難しいかもしれない。

これからは、「お金がなくてもワクワクするような老後」を描けているかどうかが、その人の人生の豊かさに繋がっていく気がするんです。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。
緩やかに衰退していく日本では、経済的豊かさに立脚した幸せを追い求めることは難しくなっていきます。
その代わりに、別の豊かさを見出していく必要がありますし、この記事ではそれをご紹介してきました。

あなたの人生はあなただけのものですから、今までの時代のフレームに囚われて幸せを追い求めるのではなく、時代に即した「幸せの価値」を探して行ってほしいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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