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脱サラ・独立起業を親に反対された時に思い出して欲しい4つのこと。

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こんにちはうさよしです。

 

私の夫はこの度会社を辞め、フリーランスとして独立・起業する生き方を選びましたが、そのことを私の両親に報告しに行った時、とんでもない猛反対を受けました。
実を言うと今でも溝は埋まっていないままです。
それでも私たち夫婦は、自分たちの決断を信じ、独立・起業という生き方を選びました。


そこで、同じように親の反対にあって迷ったり苦しんでいる方に、この記事が新しい一歩への後押しとなれば幸いです。

 

 

親は保守的な生き物だ


そもそも、子供が「独立する」と宣言したときに、何の迷いもなく「大賛成!」という親はこの世にほとんどいないと私は思います。
うちの親も例に漏れずなのですが、親の願いは子供が平穏無事に生きていくこと。
既に今、サラリーマンとして安定した収入があって、平穏無事に生きていけているなら、親の願いが叶っているということになりますから、

なおさら今の生活を変えてほしくない。それは当然の考えです。

 

でも、起業を志すあなたの人生の目標は「平穏無事に生きていくこと」だけではないはず。
自分で自分の生き方を選んで、悔いの残らない人生を歩んでいくこと、これがあなたの目標ではないでしょうか。
親の願いを裏切ってしまうことに「自分は親不孝だ」と感じる方もいるかもしれませんが、
あなたは親を満足・安心させる為に生きているのではありません。


今まで育ててくれた恩は確かにあるかもしれない。
でもあなたはもう立派な社会人で、自立した大人なのですから、親ではなく自分の為に生きましょう。

 

 

 生きていく時代が違う


今まで親がバリバリ働いてきた時代というのは、1970-1990年頃、つまり日本の高度経済成長期やバブルの時代。
この頃は、日本という国が上り調子で、経済もどんどん成長していたので、それぞれの企業も成長の一途をたどっていた。
サラリーマンとして努力し会社に貢献すれば、それが報われることが期待できた時代です。
そんな時代に生き、そして今サラリーマンとしての定年間近・あるいは既に定年を迎えている親世代は、まさにサラリーマンとしての生き方で人生を成功させてきたいわば「サラリーマン時代の成功例」です。
サラリーマンとしての生活に絶大な信頼を寄せるのが当然でしょう。


ですが、あなたが生きている今、そしてこれからの日本はどうでしょう。
人口は減少し、わが国にも海外の企業がどんどん進出し、「入社すれば一生安泰」と言われてきた大企業までもがまさかの転落をする可能性だってある。
そんな時代に、親と同じような生き方を信じ続けるのは難しいし、同じ考え方でいたらまさかの事態を乗り超えられなくなってしまう。

 

時代が変わっているからこそ、働き方が変わっていくことは当然のことです。
サラリーマンとして生きていれば幸せが保障されていた時代はとうに終わっています。

 

独立・起業の概念は変わっている


親に「起業する」というと、「大した経験や能力もないのに、何を夢みたいなことを」と猛反対された方も多いかと思います。
それもそのはず、親の生きた時代では、「起業」というと「一世一代の大勝負、当たれば大成功、外れれば転落の道」といういわば「ギャンブル」のようなものと考えられていたからです。
そんなイメージを持つ人たちにしてみたら、「起業」なんてまさに悪そのもので、若気の至りくらいにしか思えないでしょう。


ですが今はどうでしょう。

スモールビジネス」という概念が生まれたように、「起業」の考え方は大きく変わり、そのハードルもリスクも限界まで下げることが出来るようになりました。
グローバル化、ネット技術の進化、東京一極集中の終焉・・・・・
時代は変わり、起業の方法も多岐にわたっています。


親たちが思い描くようなハイリスクを背負わなくても、起業をすることが出来る時代になっているのです。

 


親はあなたの人生の責任を負ってはくれない


さて、これが最も根本的で、最も重要なポイントです。


親は、あなたが学生の間は、あなたを扶養し、あなたを守り、あなたの人生を背負ってきてくれました。
ですが、今はどうでしょう。

社会人となったあなたは、これから5-60年もの長い人生を自分の足で歩んでいくことになるわけです。
満足いく生き方が出来なかったとして、その責任を親は取ってくれるでしょうか。
答えはノーです。親はあなたより先に死んでしまうし、人生の満足度はお金で解決できるものではありません。


親は、その命の限りあなたを守る努力をすることは出来るかもしれないけど、社会人としてのあなたの人生に責任を取ることは出来ない。


もちろん、起業という道を選ぶのであれば、今まで以上にあなたはあなたの人生を真剣に考える必要があります。
でも一方で、親の反対によって自分の決断を曲げ、それで後悔したとしても親は何もしてくれません。
どちらにしても自分しか責任をとれないのですから、自分が信じた方向に進んでみてもよいのではないでしょうか。

 


最後に

 

親は多くの人にとって最大の理解者であり、応援してくれる絶対的な存在ですよね。
だからこそ、親の反対はあなたの決断や思考を鈍らせる場合があります。
ですが、親は常に子供を心配するものだ、ということを念頭に置いて、いい意味で親の反対を「受け流し」ましょう。


そして親が築いてきてくれた今までの自分の人生に感謝しながら、これからの自分の人生を自分の足で歩んで行ってください。


あなたが幸せに自分らしく輝いて生きること、それが最大の親孝行ですよ。