こんにちはうさよしです。
2017年9月に、ニューカレドニアのイルデパン島で唯一の5つ星ホテル「ル・メリディアン・イルデパン」に宿泊しました。
ホテルの概要と魅力
このホテルはニューカレドニアの首都ヌメアから国内線で30分の離島、イルデパン島にある超高級ホテルです。
イルデパン島の大自然を存分に活かした木造の素朴なリゾートで、明るい太陽とポリネシアンの原始的や建築・インテリアが、バカンス気分を最高に盛り上げてくれます。
南の島の天国とは、まさにこの事かっていうような感じ。
近代的なホテルやモダンなホテルが苦手な方は絶対に満足できるような温かみ溢れるホテルです。
部屋はホテルタイプ、バンガロータイプ含めても30部屋程度しか無さそうな、こぢんまりとしたホテルです。
アクセス・立地
ル・メリディアン・イルデパンはイルデパン島の空港から車で約15分のところにあります。
素朴なイルデパン島の空港に到着すると、ホテルの大きなバスがお迎えをしてくれて、宿泊者をホテルまで無料で送迎してくれるのでご安心を。
この時、日本人のスタッフの方が島の基本情報などについて色々と説明してくれました。
ちなみに日本人スタッフの方は、ほとんどの時間フロントに座って下さっていました。
何かわからないことがある時や、アクティビティの予約をしたい時に助かりますよね。
一面緑に囲まれた、だーれもいない素朴な田舎道を走ること15分、川の上の吊り橋を渡ると、いよいよホテルの敷地に到着です。
冒険心をくすぐる門構えに大興奮!!
まさに楽園の隠れ家って感じがして、テンションあがりまくりです。
というわけで、ホテルはど田舎のイルデパン島の、そのまたど田舎の片隅に位置しているので、周りにはなーんにもありません。
そもそも、この島にはスーパーマーケットが2つしかないような島なので、ホテルの外に出て遊ぼう!みたいな考えは諦めてくださいw
ただ、メリディアンイルデパン宿泊者の特権が一つあるんです。
それが、イルデパン最大の観光地である、「ピッシンヌ・ナチュレル」に徒歩で行けるということ。
ホテルのゲートである吊り橋の下を流れる川に沿ってずんずん進んでいくと、およそ20分ほどで到着します。
ただ、水位が高くピッシンヌ・ナチュレルの景色を最高の状態で楽しめる時間帯は、その分川の水位も高いので、ヒザあたりまで水に浸かりながら歩いていく感じになりますのでご注意を。
ビーサンだと水の流れに持って行かれるので、クロックスなどの丈夫な靴がいいでしょう。
プール、レストラン、客室をチェック
さてここからは、ル・メリディアン・イルデパンの各種設備をレポートしていきます。
開放的で洒落たロビー
ロビーは天井が高く開放的な雰囲気で、このロビーのすぐ横にはバーとホテル唯一のレストランがあります。
このロビー、基本的にはいつもガラス戸が空いていて、天然の風が吹き抜けているとても開放的な作りで超和むんですけど、BGMがいつも超イケイケなんですよね。
なんていうかクラブリミックスのボサノヴァってうか、とにかく上品なんだけどめちゃめちゃイケてるBGMが流れてる。
流石フランス領のリゾートだなー感じですね。(関係あるのか?)
そんな素敵なロビーには二階がありまして、ここにはビリヤード台とかDVDがズラーっと並んでおります。
なので空いていればいつでもここで遊ぶことができますし、DVDは借りて部屋で見ることもできます。
日本の映画も色々とありましたよ。筆者はなぜか「思い出のマーニー」を見ました。
リゾートで観るジブリはなおいとをかし。
ビーチ、アクティビティ
もちろんプライペートビーチもあります。人も少なく、もちろん海も言わずもがな綺麗で最高。
しかもこの海、ただのビーチじゃないんです。
この海、川へと流れ込んでいて、その川がコテージの前を流れているんですね。
そしてそれをさらにズンズン進むと、最初にお伝えしたホテルのゲートが見え、そしてそれを更に行くと....ピッシンヌ・ナチュラルに着く、という構造なんですね。
つまりこのリゾートは、海と川に周りをぐるっと囲まれているという、他にはなかなか無い立地なんです。
そんな海や川では、アクティビティも豊富。
シュノーケルやカヤックやペダルボートなど、ホテルが無料で貸し出しをしてくれるので、空いていればいつでも使うことができます。
しかもこれらアクティビティは、ホテルの外へ持ち出してもOKなので、シュノーケルを借りてそのままピッシンヌ・ナチュレルに行くなんて事も可能です。
ちなみに、カヤックやペダルボートは2〜3個しか用意がないようですので、借りたい方は早めに確保しておいて下さいね。
レストラン
ホテル内のレストランはメインダイニングの1つのみです。
これだけ周りに何にも無いホテルなんですから、あと何個かレストランがあればいいなぁと思うんですが....そこが唯一の残念ポイントかな。
レストランのメニューは、昼はパスタやバーガーなどオーソドックスなランチメニュー、
夜はフレンチとポリネシアン料理をミックスしたような創作フレンチのメニューを提供しています。
中でも絶対に食べてほしいのは、エスカルゴのガーリックバター焼き!特大のエスカルゴがぷりぷりで絶品です。
なんでも、エスカルゴはイルデパン島の特産品らしく、島の外への持ち出しができないんだとか。
つまり、ここでしか食べられない絶品なんです!少々お値段は張りますが、是非オーダーして。
残ったガーリックバターオイルは、パンに付けて食べるのをお忘れなく。
プール
広々としたメインプールはこんな感じです。
プールサイドのビーチベッドもかなりの数があったので、争奪戦になることはありません。
もちろんプールバーもありますし、先ほどご紹介したレストランのメニューもプールサイドで頂くことができますよ。
お部屋紹介
部屋ランクは以下の4つ。下にいくにつれてお値段が上がります。
デラックスルーム(ホテルタイプ)
バンガロースイート(コテージタイプ)
パノラミックバンガロースイート(コテージタイプ)
5つ星ホテル、コテージタイプだとお値段もなかなか張るので、「スーペリアルームでいいかな.....」となりがちかと思いますが、
是非、他を節約してでも、泊数を少なくしてでも、バンガロースイート以上のコテージタイプを選んで下さい。
その理由は言わずもがな、バルコニーからの景色が最高だから。
ビーチから繋がる川が全てのコテージの前を通っているので、バルコニーに出ると、川の優しいせせらぎと小鳥のさえずりが聞こえてくるんです。
オーシャンビューのホテルが数多くあれど、この森と川を望む景色はなかなかなく、このホテルだからこそ楽しめる景色なんです。めっちゃくちゃ癒されますよ。
お部屋内部はこんな感じ。ベッドルームとリビングスペースの2部屋スタイルです。
かくいう私たちも、最初はコテージタイプの値段にビビり、一番下のスーペリアルームを予約していましたが、オフシーズンである9月に宿泊したため部屋に空きがあり、なんとバンガロースイートにランクアップしてくれたんです。
いやーほんとラッキーだった。こんな幸運もあるので、オフシーズンのニューカレドニアもなかなかいいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ル・メリディアンイルデパンは、数多くのホテルに宿泊してきた私にとっても過去最高ランクの素晴らしさを誇るホテルでした。
何と言ってもその魅力は、素朴で温もり溢れるホテルデザインと他に類を見ない自然の絶景。
是非、日常を忘れて最高に穏やかなひと時を楽しんで下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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