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個人事業主の妻になった私へ送る、自営業の夫を支える心構え

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こんにちはうさよしです。

この度、私の夫は会社を辞めて自営業を始めました。いわゆる個人事業主、フリーランスってやつですね。

会社員と違っていろんな不安や心配もつきまとう個人事業主。

でも、ただ心配しているだけではよくないし、やると決めたなら妻として精一杯支えなくてはいけない。

というわけで、私自身への自戒や決意も込めて、個人事業主のご主人を持つ世の奥様達に伝えたい、夫を支える心構えを書いていきたいと思います。どうぞお付き合い下さい。

 

 

 

夫の事業、経営のことを勉強し、何が怖いのか、不安なのかをきちんと知る

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自営業と聞くと大概の人が「なんとなく怖い」とか「不安定そう」と口を揃えて言いますよね。

もちろん、夫が自営業をすると言った時は、私もそうでした。

でも、そうやって見えない何かをやみくもに怖がっているのは非常に無意味で、余計な恐怖心を煽ります。

目に見えないおばけが無性に怖いのと一緒で、いわば、「知らないから怖い」のです。

 

つまり逆に言えば、「知る」ことで恐怖は軽減します。

夫がやろうとしている事業のこと、経営のこと、会計のこと、自営業のリスクのこと、老後のこと。

それをきちんと知ることで、「なんとなく怖い」という状態から、「具体的に〇〇が怖い」という状況までステップアップできるのです。

何が怖いのかをしっかり認識すること。そして、それを防ぐためにどうしたらいいのかをきちんと学んでおくことが大切です。

 

例えば、毎月の収入が不安定で怖いのであれば、安定的な収入基盤を作るよう検討してみるとか、

老後が不安なのであれば、個人事業主でも加入できる年金制度を学んでみるとか。

勉強し、知識を得ることで漠然とした恐怖はだいぶ和らぎます。

そして、恐怖の内容が具体化できたら、それに立ち向かう方法を考えればいいのです。

 

漠然とした恐怖は、私達妻の生活を無駄に暗くするだけで、なんの得もありません。

恐怖の正体を正しく知り、それを撃退するためにも、夫の事業の事や経営の事をしっかり勉強することがまず大切です。

 

夫の事業に「冷めた第三者目線」を持つ

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事業というのは、冷静な判断とリスク分析が不可欠です。

というわけで、妻である私は、夫の事業に対して「冷めた第三者」的機能を持たなくてはなくてはなりません。

つまり、「これ儲かると思うんだよなぁ」と夫が盛り上がっている時に、「こういう点は大丈夫なの?」とか、「こういうリスクがあるけど?」という冷めた視点で質問を投げるということです。

 

どんなに優秀な人でも、気分が盛り上がっているときの判断は冷静さを欠きやすいもの。

そこで、妻である私が冷めた意見を述べることで、夫に冷静さを取り戻してもらうのです。

そして、この「第三者目線で意見を言う」時に役立つのが、先ほどもご紹介した「夫の事業について勉強する」ということ。

曲がりなりにもそれなりにビジネス視点を持っている旦那に対し、なんの知識もないビジネス素人の妻が文句を言っても夫は聞き耳を持たないでしょう。

でも、それなりに事業について勉強し、知見もある妻からの指摘であれば、夫も聞く耳をもってくれるはずですよね。

(ここで聞く耳を持たない夫は、夫としても経営者としてもなかなか問題があると思いますが....)

 

ビジネスを始めると、夫の周りは決して夫に対して正直な人達だけではなくなるでしょう。

例えば、自分の利益を優先して夫に甘い言葉をかけたり、やたら夫を褒めたりしてくる人もいるだろう、ということです。

だからこそ、私はビジネス上何の利害関係もない「冷めた第三者」として、夫に対し素直に思ったことを言わなければいけない時もあると思うのです。

夫にとって、ある意味で「ブレーキ」や「ストッパー」的な存在として、冷静で、直感的な意見を言える存在でありたいと思います。

 

唯一の応援者として全力で応援する

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自営業、個人事業主、フリーランスはとても孤独だと思います。

どんなに弱音を吐かない夫だとしても、「もし失敗したらどうしよう」という不安が本人には必ずあるはずです。

妻である私だって不安な気持ちには変わりありませんが、二人とも暗い気持ちを表に出しまくっているような家庭にいい風は吹いてこないですよね。

 

だから、妻である私は、たとえ心の中は不安でいっぱいでも、夫の前ではポジティブであらなければいけないと思うのです。

なぜなら、孤独な夫にとって、夫の事業を唯一「自分ごと」として本気で見守り、応援してくれる人は妻である私だけなのですから。

 

男性にとって、過信は脅威だとおもいますが、それと同時に自信は武器だとも思います。

堂々としている人にはいい風が吹いてくるはずです。

その自信をつけさせてあげるために、夫の話を聞き、応援し、唯一かつ最強の応援者でいてあげたいと思うのです。

 

「そんな不安そうな顔してないで、頑張れ!」と、笑顔で背中を叩いてあげられる強さが、妻である私にも必要だと思うのです。

 

何かあった時に妻一人でも踏ん張れる経済力

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言わずもがな、 個人事業主は経済面で不安定さがつきまといます。

突然収入がなくなる可能性も、負債があればそれを返せなくなるリスクだってありますよね。

もしその時、家計が夫の稼ぎに頼り切っていたら、夫婦で共倒れしてしまうでしょう。

 

ビジネスには、見切りや損切りが不可欠です。

でも、これらをするにはとても勇気がいるとも思います。

だって、最初はうまくいくと思って始めた事業なんですから、思ったように儲けが出ないからってすっぱりと辞めることは難しいですよね。

「あと少し頑張れば、良くなるかもしれない」そう思って何とか続けてしまいがちなんです。

でも、そういうあがきの結果、傷口を更に広げてしまうこともあります。

嫁に稼ぎがなく、自分が稼がねばと思っている夫なら、焦りは強いのでなおさらです。

でも、もし妻にある程度の稼ぎがあれば、「確かに損失は出るが、これ以上傷口を広げないために、ここでビジネスを畳んだ方がいいかな」と諦めをつけることができるのです。

 

お金のゆとりは心のゆとりとは良くいったものですが、同時に判断のゆとりでもあると思います。

夫婦トータルで経済的にゆとりがあれば、夫は経営者として冷静でまっとうな判断がしやすくなります。

それを出来るようにするためにも、妻である私にも経済的自立がないといけないと思うのです。

頼れる人がいない経営者は、何とかしようと必死にあがいて、その結果良くない方向を選んでしまうことが往々にしてあると思います。

夫のピンチの時こそ、素直に妻に頼れる状態である必要があるはずなんです。

だから私は、夫の収入に依存しないだけの経済的自立を保つ必要があるのです。

 

一番大事なのは、「この女のために頑張らなきゃ」と思わせる女になること

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今まで、勉強しろだの経済的に自立しろだのと難しいことを書いてきたが、結局はこれだと思うんです。

夫に愛され、「こいつの笑顔を守りたい」と思われること。

 

男性は守るものがあると頑張れると聞いたことがあります。

全員にそれが当てはまるのかはわかりませんが、大切な人がいたら背筋が伸び、しゃんとするというのは女性である私にも気持ちが分かります。

妻である私は、夫にとってそういう存在でなければならないと思うのです。

つまり、夫がしんどい時、私の笑顔を思い出し、私との幸せな生活を守ろうともう一度立ち上がってくれること。

うまくいかなくて自暴自棄になりそうな時、私が応援していることを思い出し、冷静な自分を取り戻してくれること。

 

だからこそ、妻である私は夫にとって最大の「頑張る原動力」でないといけないと思うんです。

何があっても失いたくない、傷つけたくない存在。

そうであることによって、夫の「健全な底力」を発揮してもらえるようにするのです。

「頑張る原動力」になるためには、夫への癒し、笑い、ポジティブなパワーを与える存在である必要があります。

もし私がどんなに不安で押しつぶされそうになったとしても、それを丸々夫にぶつけるのは賢くありません。

ただでさえ仕事で神経をすり減らしているのに、家に帰れば不安な顔の妻が「景気はどうなの?」と聞いてきたらノイローゼになってしまうでしょう。

夫が仕事を忘れ、癒しの時間を作るのも私の仕事です。

夫がしんどい時に踏ん張れるよう、慎ましく献身的で、前向きで明るい妻でありたいと思います。

そして、夫に愛され、夫が守りたくなる存在であることで、夫の「男としての底力」を発揮させる原動力になりたいものです。

 

「この女のために俺は頑張らないといけないんだ」

そうやって、夫の背筋をピンと伸ばせる存在でありたいなぁと思うのです。

 

最後に

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自営業、個人事業主は様々な不安がつきまといます。

でも、妻として、そんな道を選んだ夫をどっしりと支えられる存在でありたいとも思うのです。

我が家もまだまだ新米自営業一家ではありますが、今の気持ちを忘れずに、夫婦の絆を強くしていけたらと心から思います。

 

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