こんにちはうさよしです。
いつもこのブログ「TANEBI」をお読み頂きありがとうございます。
このブログは、主に韓国コスメのレビューやスキンケアについてたくさん書いている、いわゆる美容系ブログではありますが、
正直に言います。
私は今まで28年間、常に肌荒れに悩まされながら生きてきた人間でしたし、今だって肌トラブルは尽きない敏感肌の持ち主です。
数年前の自分は、何をやっても自分の肌がキレイにならないもんだから、市販のスキンケア商品なんて全然信用していなかったし、もちろんメイクなんてもってのほかでした。
でも今、いっちょまえに「美容系ブロガー」を名乗れるくらいにはたくさんのコスメを試し、記事を書き、
そして毎日多くの方にこのブログを読んで頂いています。
私は、肌悩みのせいでかなり暗い青春時代を送ってきました。
自分の汚い肌を見ることが苦痛で仕方無かったし、今思うと家に閉じこもる寸前でした。
もちろん、明るい気持ちでコスメを試すなんて、したこともありませんでした。
でも、少しずつ肌悩みを克服してきた今、肌だけではなく心も明るくなり、
そしてこのブログでみなさんにコスメのレビューを自信をもってお伝えできるほど、コスメが大好きになったんです。
そう。
肌って、メンタルとも大いに関係しているんです。
見た目の美しさだけでなく、心の前向きさ、明るさにも関係している。
肌悩みと共に生きてきて、そしてそこから少しずつ脱却してきた私は、そのことを身をもって実感しています。
というわけで、この記事では、
- いままで私に起こったこと
- 今感じていること
- そしてこのブログへの思い
を書いていきたいと思います。
つまり、この記事はは何か肌に良いスキンケア商品を宣伝するような記事ではありません。
ただ単に、私の29年間の人生の中で、肌にまつわるどんな過去があったのか、そしてそれを私がどう感じていたか、というのを、自伝のように書きつらねるだけの記事です。
そんな自伝のような内容の無い記事のくせに、めっちゃくちゃ長いです。(笑)
でも、このブログをどんな人が書いてるのかが分かると、読んで下さる方との距離も縮められるんじゃないかと思うんですよね。
だから、こういう記事もたまには書いてみようと思ったんです。
もちろん、私の肌が改善するきっかけになったスキンケア方法などもちらっとは触れていますが、
肌は100人いたら100通りですから、
私のケアや考え方がすべての人に当てはまるわけではないし、「みんな絶対これをやってみて!」と言うことは出来ません。
でも、この記事によって、同じように長い間肌の悩みに悩まされている方に少しでも元気や勇気をあげられたらとても嬉しいし、
「今まで自分の肌に向きあって来れなかった方が、少しでも前向きにスキンケアに向き合うきっかけになってくれたらいいな」
という思いで、この記事を書きます。
それでは、ちょいと暗い部分もありますが、軽い気持ちで、どうぞ最後まで楽しんでお読みください。
(最後には明るくなるから、安心してねw!)
2019.02.21 TANEBIオーナー うさよし
小学生から始まった肌荒れ。ニキビに悩んだ暗い中高生時代
思い返すと、私の肌悩みは小学生時代から始まっていました。
イチゴ鼻に悩まされ、その毛穴の黒ずみはいつしか頬に広がっていき・・・。
小学生のころから、鏡を見てはため息をつくのが習慣になっていたように思います。
中学時代にはもちろん思春期ニキビも大量にできましたし、皮膚科にもかかっていました。
みんなと同じように、むしろみんなよりも気を使ってお手入れしているはずなのに、「どうして私だけこんなに肌が汚いのだろう?」とものすごく悩んでいたことを覚えています。
汚い肌を隠すために、高校生でベースメイクデビュー。
私にとってメイクは人前に出るために不可欠なツールであって、おしゃれを楽しむためのものではありませんでした。
そんなこんなで、私は思春期(なんならそれよりだいぶ前)から、肌トラブルに悩まされていた青春時代を送っていたんです。
もちろん、美肌の友達に対する劣等感も半端じゃありませんでした。
20代前半、間違ったスキンケア。そして摩耗肌へ
大学生になり、同じように思春期にニキビに悩んだ友人達も美肌を取り戻しつつある中、私の肌は一向に回復することがありませんでした。
それどころか、思春期ニキビに加えて、頬やアゴなどにも大量に吹き出物が出来たりと、悪化する一方。
でも、同時に本格的にメイクを始めた年齢でもあるので、ファンデーションをしっかり使い始めたりしたせいで、肌はますますボロボロになっていました。
今から思うと、この頃の私はとても内向的で、大学生ならみんながやるような夜遊びなんかも、肌が汚いことが気になって出来ませんでした。
「夜通しファンデーションを付けてなんていたら更に肌荒れするし、でもすっぴんなんて見せられないし・・・」
周りからはあまり気付かれていなかったけど、自分の行動を制限してしまう位、私にとって肌の問題は深刻なものだったのです。
もちろん、美肌を手に入れる為のケアは数えきれないほどやりました。
インターネットでいいと言われているものを調べては買い漁り、神経質になる位丁寧にケアをしていました。
当時およそ20歳。
大人ニキビや皮脂に悩む私のスキンケアは、とにかく老廃物を取り去ることに重点を置いたケアでした。
ガスール洗顔にLUSHのパワーマスク、ロゼット洗顔パスタにティーツリーオイル。
大人ニキビにいいと言われているものを片っ端から試していました。
当時流行っていた、佐伯チズさんのコットンパックも、肌断食だってやりました。
でも、全然良くならなかった。
それどころか、皮膚は薄くなり、赤みはひどく、ありったけの勇気を出して行った肌診断では「摩耗肌」と言われ、キメが全くないと言われる始末。
キメが無いから、肌にバリア力が無く、肌は乾燥し、より肌荒れが加速している・・・・という悪循環だったんです。
この頃の私の精神状態は、今から思うと限界でした。
あまり肌に気を使っているようには見えないのに、私と同じ人間と思えないほどに肌がきれいな周りの友人たちと比べては、
「どうして私だけ・・・」ととにかく卑屈になっていたし、本当に自分に自信がありませんでした。
「私はどうせ、汚い肌を抱えながら生きていくんだ」
「私にとって美容やメイクなんて、違う世界の出来事なんだ」
と自分を卑下しては、キラキラした他の女性達の世界とは一歩線を引いていたように思います。
やっと出会った「正しいケア」。そして明るい性格へ
でも、そんな私に転機が訪れました。
社会人2年目、23歳の時に友達に紹介してもらい、勇気を出して無料体験に行ったフェイシャルエステ。
「もう何をしてもキレイにはなれない」
そう思っていた私でしたが、エステティシャンの方が私の肌を見て、
「大丈夫です、一緒にがんばりましょう」
と言ってくれたんです。
これには本当にぐっときました。
そこでエステティシャンの方が教えてくれたスキンケア方法は、とにかく目からうろこでした。
大切なのは、保湿。とにもかくにも、保湿。
私はニキビがたくさんできる肌なので、脂性肌かとばかり思っていましたが、実は真逆で、かなりの乾燥肌だったんです。
それなのに、「取り去る」ケアばかりしてきたもんだから、肌が皮脂を過剰に分泌して、その結果ニキビが出来ていた、というわけ。
そう、今まで自分がやってきたスキンケアが、一から十まで真逆のことをやっていたということに気付かされたんです。
これには本当に仰天でした。
そしてそれと同時に、今までまるで暗い霧の中でたった一人で闘っていた私ですが、ぱあっと視界が晴れたようになりました。
初めて「誰かと一緒に頑張る」という新しい視点を手に入れたんです。
自分の肌って、自分が一番分かっていると思っていたけれど、所詮私は素人。
プロの目を借りることは、私にとって本当に正解でした。
こうして、半信半疑で通い始めたフェイシャルエステ。
とにかく保湿を心がけるケアと、肌に負担をかけない施術で、少しずつ私の肌は生まれ変わっていきました。
はじめのころは、敏感肌ラインの化粧品を勧められていたのが、
「もう、大丈夫そうですね。」と普通肌用の化粧品を勧めてもらったとき、泣くほど嬉しかったことを今でもとてもよく覚えています。
こうして少しずつトラブルを脱却し、エステに通い続けて5年、28歳の頃には、人並みのお肌にまで回復していました。
プロの目を借りたスキンケアの見直しは、私にとって驚くほど効果大でした。
スキンケアの楽しさに気付く。そして韓国コスメとの出会い
そんなわけで、間違ったケアをしていた20代前半の私は、
「スキンケアで肌が良くなることなんてない」
とどこか卑屈になっていました。
だから、話題のコスメがあっても、「そんなの元から肌のキレイな人が使うものでしょ。私には関係ない」と思っていたし、
熱心に美容研究をする女性達を見ては、自分はどこか蚊帳の外にいるような、そんな気がしていたのでした。
「今使っているものが特に害が無ければ、それ以上に新しいものを試す必要は無いし、どうせ試しても効果は大して変わらない」
と思っていました。
もちろん、メイクアップなんて肌の汚い私にはもってのほかだから、メイク道具だって数えるほどしか持っていませんでした。
でも、正しいケアをきちんと行っていくと、みるみる肌って改善していくんですよね。
これは、私にとって初めての経験でした。
こうして、人並みの肌を手に入れて少し経った28歳。
久々に旅行で訪れた韓国で、韓国コスメにも出会いました。
「韓国コスメって、確かに最先端ではありそうだけど、私が使うにはちょっと刺激が強いかなぁ・・・」
始めのころはそう思っていました。
でも、半信半疑でいくつか使い始めると、みるみる効果が出てくるものにたくさん出会えたです。
「あ、いいアイテムって、本当に効果があるんだ!」ということを、この年にしてようやく信じることが出来たんです。
そこからの私は、本当にがらりと変わりました。
本当は興味があったけど、「どうせ私なんかが使っても無駄だ」と聞く耳を持たなかったコスメ情報を積極的に聞くようになり、
前向きな気持ちで試してみようと思うことが出来るようになりました。
そして、使ってみて、「これは自分に合っている」とか「これはイマイチ」という判断が出来るようになってきたんです。
今まで、「どうせ何を使っても一緒だ」と思考をストップしていた私からすると、これは本当に大きな進歩でした。
「楽しくコスメを試し、効果を自分で判断する」。
これは、私の今までの人生には無かったことであり、これが出来るようになってきた今、私の毎日の豊かさは本当に増しました。
今まで知らなかったこんな世界があるのか!と、毎日目をキラキラさせています。
まるで、美容の世界が私にようやく扉を開いてくれたような、そんな感じ。
普通の女性達と同じように、私も美容を楽しんでいいんだよ、と言ってもらえているような感じがしています。
そして、いろんなコスメを楽しく試しているうちに、少しずつ「肌綺麗だね」と言われることも増えてきました。
昔を知っている友人や母親なんかは、私の肌の変わりっぷりにびっくりするほどです。
そして今、29歳。
お肌の曲がり角をとっくに超えた30歳間近です。
もう若くなんかないし、今までなかった肌悩みも出てくるアラサー世代ではあるけれど、
私は自信をもって「今の肌が、今の自分が人生で一番好きです」と言えます。
自分に向き合い、美を求める。
そんな当たり前のことが、30歳手前にしてようやく出来るようになりました。
もう、今まで見てみないふりをしてきた肌診断カウンターや、化粧品のタッチアップカウンターも怖くありません。
堂々と前を向いて、「更に美しくなりたい!」と大きな声で言えるようになったんです。
遠回りはしたけれど、もしかしたらもっと近道はあったのかもしれないけれど、今までの肌の悩みと私の努力は全て無駄ではなかったと思いたい。
だって、それがあったからこそ、今の私にしか見えない景色があるし、同じような思いを感じてきた人の痛みや辛さが本当に良くわかるから。
今だって決して、自分では美肌とは思っていないし、肌悩みは尽きません。
でも、顔を上げて自分の肌と向き合って、「もっときれいになりたい」という夢を持てる位には自信が付きました。
ブログ「TANEBI」で読者の方に伝えたいこと。
以上が、私の自己紹介です。
遠回りしたけれど、美容やコスメが大好きで、日々試行錯誤しながらも、「美しくなりたい!」ともがくアラサー。
それが私、うさよしです。
このブログでは、そんな私だからこそできる、コスメレビューをしたいと思うのです。
生まれつき肌が綺麗なわけでも、メイクに自信があるわけでもないけれど、
28年間、とにかく肌に悩み続けた私だからこそ、そして今も敏感肌と共に生きている私だからこそできるコスメレビュー。
そしてそれが、同じような思いを持つどなたかの心に響いたり、前向きになるきっかけになれればいいなあと思っています。
ここまでお読みくださった方、本当にありがとうございます。
このブログにはたくさんの美容系記事がありますので、「あ、こんな人がこのブログを書いてるだー」と思いながら、いろいろな記事を読んで下さるとうれしいです。
これからも、私にしか書けない、そして少しでも多くの方の心に刺さるコスメレビューが出来るよう努力していきますので、
うさよし・ブログ「TANEBI」共々、宜しくお願い致します!
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性格悪いかもだけど、元から肌が綺麗な人のスキンケアアイテムのレビューって全然参考にならんのだよな。「いや、そりゃ貴方の肌が健康だからでしょ?」てなる。
— うさよし@アラサー韓国コスメブロガー (@usayoshi_hatena) 2019年2月15日
私は中学からニキビに悩まされ、毛穴、赤み、全部経験した。辛さがわかるからこそ、本当にしんどい人に愛されるようなレビューを書きたい