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体育会系が日本の大企業で重宝されるわけ。「兵隊」が評価されるこの国の末路

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こんにちはうさよしです。

就活生をはじめとして、日本の就職戦線でもはや常識となっている、「体育会系の人材は大企業に重宝される」という方程式。

確かに、日本で名の通っている超有名企業に勤める人の多くは、学生時代に名門大学の体育会に在籍していた人が多いので、間違いなくこの方程式は今の日本でも浸透しています。

でも、ビジネススキームや、「働く」ことへの価値観が大きく変革を起こしていくこれからの時代において、この方程式は本当に正しいのか、そしてこの方程式を守り続けていくべきなのかと言われると、私はそうは思いません。

ということで、体育会系が日本の大企業で重宝される理由と、その先に待つ大企業の未来について、考察していきたいと思います。

 

 

なぜ体育会系が大企業で重宝されるのか

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ではまず、なぜ体育会系の人材が大企業で重宝されるのかを考えてみたいと思います。

その理由はずばり、「リーダーにつべこべ言わず、従順なフォロワーとなってくれるから」に他なりません。

大企業は、その歴史の深さと組織の大きさから、組織はきっちりと階層化され、社内ルールという名の秩序が形成され、まるでひとつの社会のようになっています。

その社会の中において、組織の階層を無視したり、社内ルールを変えようとする人間は、ただ単に「秩序を壊そうとする、面倒や奴」と嫌がられる可能性が極めて高いのです。

大企業という一つの社会、そしてその中の秩序は、代々の先人が苦労して作り上げてきた賜物ですからね。

だから、大企業としては、その秩序をこれからも守り続けてくれる人材、要するに「従順なフォロワー」こそを求めているのです。

つまり体育会系の人は、その人の考えとか素質とか能力とか、そういうものよりも、ただ「素直にリーダーに従うことが出来る」というスキルを買われて採用される可能性が極めて高いのです。

そしてフォロワーになった以上、よっぽどリーダーをうならせる優秀な人材でも無い限り、リーダーに背いたり己の道を行くことは会社にとって良しとされないのです。

 

大企業よ、本当にそれでいいのか!?

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でも、従順なフォロワーを採用し続けるということは、その組織に成長をもたらすのでしょうか。

どんな理不尽な指導にも耐え抜いてきた屈強な「体育会系」の人材は、極端なことを言えば、リーダーがどんなにヘンテコな指示を出しても、それにyesと言えてしまう人材でもあるんですよね。

しかも大企業は、今までのその功績から、自分の会社や従業員に対する絶対的な信頼がありますから、「この会社に長く務める人が言うのだから、間違いない」といった根拠のない暗示がフォロワー内に蔓延している可能性がある。

その時点で、フォロワーとなった若手社員たちの思考はストップし、「つべこべ言わず、リーダーに従っていることが一番楽」という考えに落ち着いてしまうわけです。

 

でも、本当にそれで、大企業は大丈夫なのでしょうか。

これからの時代では、あらゆる方法でビジネスが生まれ、個人や数名でも大企業に負けない規模感のビジネスを生み出すことが可能になってきました。
いわば、ビジネスの規模と組織の規模が比例する時代は終わったというわけですね。

大所帯の組織であれば安泰、大きなビジネスが出来る、という方程式は崩壊し、逆に図体がデカいことがその分身動きを取りづらくしていく可能性だって大いにある。

しかもその組織の中にいる人間がみんな「従順な兵隊」ばかりだったら、経営判断を絶対間違えないカリスマリーダーが統治をしない限り、組織全員で間違った方向に突き進んでいく可能性だってあるわけです。

 

大企業が一匹狼を採用できるようになる日は来るのか

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さて、こんな危険な大企業の現状にメスを入れることが出来るのは、いわば「生意気な一匹狼」です。

大企業の中のリーダーは、確かに今での時代に功績を残した人かもしれない。でも、これからの時代を作っていくのは、リーダー世代でなく、フォロワー世代なのです。

リーダー世代の感覚や判断ではなく、フォロワー世代の感覚や判断が尊重されるべきなのです。

つまり、リーダー世代が右と言っても、これからの時代の主役である自分が左と思ったらそれを曲げず、とことん戦い抜く。そうやって凝り固まった大企業を「兵隊気質」から脱却させ、時代の価値観に合わせ変化できるように促してくれる「一匹狼」こそが、大企業がこれからの時代を生き抜いていくために必要な人材なんです。

 

では、大企業はそんな「生意気な一匹狼」を、これからたくさん採用することが出来るのでしょうか。 

結論はノーです。今まで育まれてきた大企業のカルチャーは、こんがらがって間違った方法でガチガチに根を張ってしまっており、それはもはや修復不可能なレベルにまで達しているからです。

たとえ、数名の一匹狼がなんとか正しく根っこを植え変えようと修復を試みても、きっと木の幹の部分が傷ついたり倒れたりするだけで、
根っこの腐食のスピードを止めることができないでしょう。

更に、たとえ一匹狼を採用できたとしても、体育会気質の人間たちが作った大企業のガチガチのルールに我慢することができず、彼らはそのうち辞めてしまうでしょう。

そうやって、新しい風を吹かす一匹狼を失い続ける日本の大企業に、果たして未来はあると言えるのでしょうか。

 

「大企業信仰」の終わりはもうすぐ

 

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今まで述べてきたことから分かるように、大企業はこれからの時代の変化の速度についていくスピーディーさがほとんど無いと言ってもいいでしょう。

今はまだなんとか、先人が築いてきた巨額の資金と事業規模のお陰でその地位は固いですが、20年後、はたまた30年後はどうでしょうか。

2018年の現在でも、5年前は考えられなかったビジネスモデルが生まれ、台頭してきているなかで、これから先の時代は、ビジネスモデルの変化スピードは更に早まっていくでしょう。

そうなった時に、図体のデカい、フォロワーばかりの大企業が徐々に沈没していくことは、想像に難くないですよね。

「大企業に入社すれば一生安泰」なんていう時代はとっくに終わりました。

これからは、会社に頼らずとも、自分がどうやって時代の変化に対応していくのかということや、会社員であったとしても、会社から放り出されたときにどうやって行きていくのかを常に考えなければいけない時代になっていると思うのです。

大企業信仰はまもなく終わりを迎えるでしょう。そんな時に、自分のキャリアや生き方を自分で創り上げることのできる人材になっていたいものです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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